あくなき情熱で、洋上風力という新しい事業を生み出す
竹下 竜平 TAKESHITA RYUHEI
海の上の発電所を動かす技術の確立を目指して

2021年2月にコスモエコパワーに入社しました。以来、洋上風力発電の運転・保守(O&M)に関する技術検討を軸に、入札対応や維持管理計画の策定、そして大学との共同研究や実証事業など、幅広い業務に携わっています。最近では、国立研究開発法人NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)が進める実証事業にも参加し、遠洋の風況を測定する技術の実証や、弊社が長年運転している風車の遠隔監視やデータ解析の高度化にも挑んでいます。
技術研究開発の色合いが強い業務を行うことが多いですが、その先に見据えているのは、洋上風力という新しい可能性を、「事業」として確立すること、コスモエネルギーホールディングスが掲げる”Oil&New”の理念のもと、新たなエネルギー事業の柱を築くことを目指しています。その実現に向けて、試行錯誤を重ねながら日々前進しています。
造船の学びが、風力発電への挑戦につながった

熊本の実家近くには造船所があり、幼いころから巨大な船が造られていく様子を間近で見て育ちました。その影響で、「いつか自分も大きなものをつくりたい」と思うようになり、大学では船舶海洋工学を専攻しました。船や海洋構造物の材料がどのように壊れ、どうすれば長く持つのかをテーマに研究に取り組みました。
学生時代を振り返ると、日本財団の支援を受けて参加したスコットランドの大学でのサマープログラムも、今のキャリアにつながる大きな転機でした。再生可能エネルギーの先進地であるスコットランドでは、風力発電が社会を支える重要なインフラとなっており、その光景に強い衝撃と可能性を感じました。そして、自分もいつか、この技術に携わりたいという思いが芽生えました。
修士課程を修了後は鉄鋼メーカーの研究所にて、造船用高級鋼材の開発に携わりましたが、そこで芽生えた再可能生エネルギーへ関心は、ずっと心の中に残っていました。その想いが、今の私を洋上風力発電という新しいエネルギーへと向かわせる原動力になっています。

学び続け、挑み続ける。それが、洋上風力の未来をつくる
コスモエコパワーに入社してからは、洋上風力発電に関する入札業務や大学との共同研究など、幅広い業務に携わってきました。中でも東京大学との共同研究は、大きな転機となりました。その研究を通じて「もっと風車のことを深く学びたい」と感じ、現在は仕事を続けながら、大学院の博士課程に在籍し、風力発電施設のO&Mに関する研究にも取り組んでいます。仕事と研究の両立は容易ではありませんが、さまざまなアプローチで洋上風力発電の最先端を切り開く手応えと楽しさを日々感じています。
最先端の技術研究にも携わりながらも、私の軸足はあくまでビジネスにあります。洋上・陸上を問わず、学びや研究の成果をあらゆる現場に活用し、技術研究と事業を結びつけることで、会社の持続的な成長に貢献し、洋上風力の未来をつくりだしていくこと。それが、今の私の目標です。


