企業理念・代表メッセージ

エネルギー自給率15%。^*1
地球温暖化対策に加え、エネルギー自給率の低い我が国においては、再生可能エネルギーによる発電は極めて意義深いものです。
そして、開発から撤去まで40年にも及ぶ風力発電事業は、次世代へバトンを繋ぐ壮大な仕事でもあります。

"日本初の風力発電専門事業者"として1997年に創業して以来、40万kW以上の発電所を手掛け、事業に必要な機能^*2を自社で備える国内屈指の風力発電事業者に成長しました。
事業を拡大する中で大切にしてきた２つの価値観が、会社の強みへとつながっています。
１つが安全・誠実・共生、２つめが自発・挑戦・進化です。

1. 安全・誠実・共生

• 『地域の皆様との共存共栄』をモットーに、誠実な事業開発で信頼関係を構築
• 安全最優先。自社による運転・保守で高い発電量を維持

2. 自発・挑戦・進化

• 創業当時、事業そのものが大きな挑戦であった風力発電をここまで育て上げた
• 日本初の商業洋上風力発電事業^*3への出資参画
• 調整・販売機能を新規に構築。業界に先んじて風力発電による電力供給契約締結

そんな我々の、これからの挑戦です。
第7次エネルギー基本計画では、2040年までのわずか20年足らずで、再エネ全体で足元比2倍以上、風力発電に限れば5倍～10倍の規模拡大が示されるなど、我々を取り巻く環境は大きな成長機会が広がっています。^*4
事業環境の変化も速く、顧客ニーズの多様化が急速に進んでいます。電力・環境価値・保守力などの求めるもの、短期・長期の時間軸など、その全体像は複雑です。
この風の変化、事業機会をつかみ取るために必要なのは、自ら変わること。
創業時の "風力発電専門事業者" の看板を下ろし、"再生可能エネルギー事業者"への飛躍を目指します。
"発電"だけでなく、「調整・販売」「保守」をサービスとして提供を始めました。
"風力"だけでなく、「調整・販売」において他社・他電源の調達を検討しています。
お客様の声を聴き、自分たちの持つ機能を活かしきり、これらの取組を進化させます。

孟子の言葉に「天の時　地の利　人の和」というものがあります。
ビジネスでは本来の意味とは少し離れ、この３つが全て揃うのが望ましい、という意味でしばしば使われます。
天の時、地の利については、既に述べた通り業界の成長機会は大きく、我々にはこれまで培ってきた知見があります。
最後は人の和、チームワークです。
社内はもちろんステークホルダーの皆様のお力を借りながら、今後もより良い地球、我が国、地域を次世代へ繋ぐ一員であり続けます。